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署名活動を始めました

更新日:10月4日

はじめまして。

私たちは全国でデートDV防止教育に取り組む有志11人のグループです。


日々の活動の中で、社会にあふれる女性やこどもを性的なものとして扱う表現が、子どもや若者の人格形成や性意識に悪影響を与えていることを実感しています。


みなさんは、コンビニエンスストアの本棚に並ぶ雑誌の表紙を、じっくりと見たことはありますか?


何気なく目にして「なんとなく不快だな」と感じたり、見て見ぬふりをして通り過ぎたことがある方もいらっしゃるかもしれません。


2023年5月から2024年9月末にかけて実施されたアウェアFネットでの調査※によると、全国約87%の店舗で、女性の水着・下着姿や胸を強調する表現、性的な表情や姿を掲載した表紙の雑誌が陳列・販売されていることがわかりました。

※アウェア デートDV防止プログラム・ファシリテーター全国ネットワークによる「コンビニエンスストア販売雑誌全国調査」 2023年5月~2024年9月調査(対象469店舗)


こうした雑誌は、現行の地方自治体の青少年育成条例等による「有害図書」には該当しないと判断されています。


コンビニエンスストアの本棚
コンビニエンスストアの本棚

対象雑誌(例1)
対象雑誌(例1)

対象雑誌(例2)
対象雑誌(例2)

実際に調査を実施した人たちの声の一部を紹介します。


 ”水着姿の女性の写真の横に「主婦売春」などの言葉が、否が応でも目に入った。 本当に気持ち悪い。”


 ”片足をあげ、ほぼ全裸に近い状態にしか見えない女性が写真の表紙にある雑誌が、目につく所に置いてあった。信じられない。”


 ”書籍の数は少なかったが、エロい本が一番多くてびっくり。書棚の近くには、こども向けのおもちゃや絵本、ぬいぐるみが並べてあった。その感覚を疑った。”


 ”雑誌を買う客に表紙をわざと見せられて、反応をうかがうように顔を覗きこまれ「気持ちが悪かった」とコンビニの若い女性店員から聞いた”


 ”こういった過激なものが陳列されているから、性犯罪が起こるんじゃないかと不安になった”



このように、コンビニエンスストアに置かれている雑誌には、少女やこどもを性的に描く表現も目立ち、性的搾取となるようなものも置かれています。


コンビニで働く人々や、雑誌を目にして不快に感じる人たちに対する「セクシュアルハラスメント」とも言えます。


また、過去に性的被害を受けた方がこれらの雑誌を目にしたとき、強い不快感やフラッシュバックを引き起こす危険性もあります。


このような状況は、私たちが進めているデートDV防止教育やDV根絶の取り組みとは逆行するものです。


なお、調査結果を受けて、一般社団法人アウェアよりコンビニ各社および関連団体など計8か所に要望書を提出しましたが、回答があったのは4か所のみでした。いづれも対応しているとのことでした。


また、アウェアFネットの会員の協力を得て、一部自治体にも要望書を提出しました。


いづれも「有害図書には該当しない」「適切に対応している」といった形式的な回答にとどまり、具体的な対策などの返答は得られていません。


私たちは、こうした状況を「あたりまえ」だとあきらめたくありません。


そこで、これらの雑誌を「準有害図書」と指定する”新たな基準”を設け陳列の取りやめや陳列方法の見直しを求めるための署名を集めます。


この署名は、こども家庭庁、内閣府、コンビニエンスストア関係のフランチャイズ協会等へ届けます。


どうか、あなたの思いを署名することで表してください。


私たちの思いが集まれば、きっと法律を変え、社会を変えることができます。


私たちは1日も早く「準有害図書」などの新たな基準を設けて、「有害図書」をはじめ、すべての性的な表現・写真を表紙に掲載した雑誌を目にすることなくコンビニを利用したいです。


誰もが安心して暮らせる社会のために、力を貸してください。


コンビニの性的な表現のある雑誌にNO! 全国ネット


高角度から見た情報リテラシー教育のワークショップ

 
 
 

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